片山 杜秀(かたやま もりひで)略歴
評論家、思想史家。
1963年、仙台生まれ、東京で育つ。
慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。専攻は政治思想史。
昭和末期から、音楽や映画、日本近代思想史を主たる領分として、フリーランスで批評活動を行う。
2008年より慶應義塾大学法学部准教授、2009年より国際日本文化研究センター客員准教授。
著書に『音盤考現学』『音盤博物誌』『クラシック迷宮図書館』(正続)(以上、アルテスパブリッシング)
『近代日本の右翼思想』(講談社選書メチエ)、共著書に『伊福部昭の宇宙』(音楽之友社)
『日本戦後音楽史』(上下)(平凡社)等がある。
2008年、吉田秀和賞、サントリー学芸賞を受ける。